夫:みよし市内のアパートに住んでいましたが、子どもが小学校に入学するのを機に本格的に検討を始めました。幸い土地は実家の敷地内に確保できたので、どんな家にするか、どの住宅メーカーに頼むのかが重要なテーマでしたね。実際は完成・引っ越しが入学前に間に合わず、2カ月ほどみよし市から通うことになりましたけど、息子はけっこう楽しんでいたようです。
夫:住宅展示場には何度か足を運びました。インターネットでもいろいろ調べて水嶋さんのことを知ったんですが、最初は「地元にも小さな工務店があるんだなあ」といった軽い興味本位でした。でもホームページをじっくり見たら、細かいところまで情報が網羅されていて、意外にしっかりできている(笑)。もらったカタログなどの資料もセンスがよくわかりやすくて、にわかに筆頭候補に躍り出ましたね。最終的には社長さんの人柄や会社の社風でしょうか。情熱的で良心的で真剣、技術も間違いない。自然素材やセルロース・ファイバーを使うコンセプトにも共感したし、信頼できそうだと判断しました。
夫:絶対に譲れなかったのは、無垢の床と漆喰の壁です。ほかの「みずしまの家」を見学したときに、いちばん感動したのがそこでしたから。それから玄関。広くて使いやすい玄関にしたかったので、土間クロークと広めのシューズクローゼットを備えました。
妻:私は主に間取りと収納ですね。とくにLDKはみんなが長い時間を過ごす場所ですから、アイランド型のキッチンを中心に全体を「コの字」形のレイアウトにしてもらいました。息子はまだリビングかダイニングテーブルで勉強しているので、その様子も直接見えて安心です。収納は量と同時に、隠す収納と飾る収納を使い分けること。あまり見せたくないものは扉付きにして、逆に私の参考資料でもある雑誌類や子どもの絵本などは表紙が見える本棚でインテリアの演出を兼ねています。
夫:照明も自分たちなりにこだわって選びました。個性とか感性とかが、ダイレクトに現れる部分ですしね。
妻:木の家と断熱材のおかげか、とても過ごしやすいです。夏もエアコンはほとんど使いませんでした。光熱費のコストも助かりますね。
夫:そんなに大きくないんですが、リビングに面してウッドデッキを作っていただいたんです。高台にあるから風が通り抜けて、すごく気持ちいいですよ。あと玄関を出たところにある木製の目隠しは、自転車をしまうのにぴったりサイズ。外観のおしゃれなアクセントにもなっていて、非常に気に入っています。
夫:ぼくたちが出した要望を、プロの目からのアドバイスを加えながらきめ細かく何度も提案してくれたことです。レスポンスも機敏で、リクエストしたことに正確にスピーディーに応えてくれて心強かった。家づくりで手を抜く人なんてあまりいないと思いますが、水嶋さんじゃなかったらここまで醍醐味というか楽しさを体験できなかったかもしれません。