夫:この家に住んで3年になるのですが、その前の年の頃に子供の成長と、北海道にいる母をいずれは呼べるようにということを考えて家を建てました。
妻:私は水嶋さんのところの建築家とは学生時代からの知り合いで 、「家を建てる建てないは別にして、良い土地があるから見たら」と言われてこの土地を見に来ました。
夫:たまたま見に来た土地ですが、気に入ってしまい、その足で銀行に行って相談したら「融資しますよ」と。話が一気に進みました。ここでなかったら建てなかったかもしれません。
夫:ハウジングセンターに行きました。各社さんも魅力的なところがあるのですが、現実離れしているというのが実感でしたね。
妻:木の家とかナチュラルさが好きなのと、梁が見えていたほうがいいというような細かい希望もあったので、設計の面・コストの面でハウスメーカーでは無理だなと。見学会は完成見学会や構造見学会などに出かけました。
夫:大まかな間取りなどは建築雑誌などを参考にこちらが作りました。それを見せて建築家から様々なアイディアをいただきました。私は世界のビール収集が趣味で、それを楽しめる空間が欲しかったのですが、まさに狙った通りの隠れ家のような「ビール部屋」を造っていただきました。
妻:建築家と一緒に家づくりできることですね。米ぬかでフローリングを拭いて仕上げるとか、環境壁紙を貼らせてもらうなど、家づくりの楽しさがありました。
妻:夏涼しくてエアコンは入れなかったですね。
冬は一度暖めておくと、外から帰ってきて
も暖かいというのはいいですね。
あと私は化学物質の匂いに敏感で、以前新築のアパートに住んでいた頃は皮膚に湿疹が出たり、食事を変えてみたりしましたが治りませんでした。その頃はシックハウスなんて言葉を知らなくて。家を建てるなら天然・無垢・自然素材と決め、もう以前のようなことは全くなくなりました。子どもたちも全然大丈夫です。
夫:要望を細かいところまで汲み取ってもらえたので、「想像した通りの家ができた」というのが実感ですね。