見学会で一目惚れ。

今回おじゃましたのは
こちらのお宅!豊田市、O様邸

家を新築したいと思われたのは「いつ頃」「きっかけ」は何でしたか?

夫:以前はここの2軒隣に住んでいたのですが、築年数も30年近くになり、そろそろ建替えしようかという時に、この土地が売りに出たので古い家と土地は処分して新築することにしました。また、同居している母親が高齢ですから、バリアフリーの家に建替えようと考えました。私たちも歳を取っていきますので、バリアフリーは私たちにもいいだろう、楽だろうと。名古屋や岡崎の住宅展示場にも出かけて、どんな家がいいのも研究しました。

水嶋建設は 「いつ」 「どうやって」 知りましたか?

夫:実は、この家の建築・設計をしたのは私の教え子なんですよ、昔赴任していた小学校の。名古屋に行く電車の中で偶然13年ぶりくらいに彼女と再会し、名刺をもらうと一級建築士と書いてありびっくりしましたね。小学校時代は文学少女だったのが一級建築士とは。でも家のプランニングはこの土地を売ってくれた不動産会社とすでにすすめていた状況でした。彼女もこの土地は建築条件付きの土地だと思っていて、設計するしないは別にして、参考になるパンフレットを送ってくれたり、熱心にアドバイスをしてくれました。調べてみるとここは建築条件付きではなく、それでは彼女に任せてみるかとその不動産会社には断りを入れました。

多くの家をみて、
いいとこ取り。

水嶋建設を選んだ理由は何ですか?

夫:彼女の熱心さですね。自分の仕事になると決まっているわけでもないのに、よくしてくれました。

妻:私たちが希望していた「和モダン」とか「バリアフリー」の家を多く手掛けていたことです。それと様々な家をいくつも見学させてくれて、それぞれの家にその家ならではの特長がありましたね。一軒丸ごと気に入ったってことではなく、それぞれのいいとこ取りをすれば希望が叶うんじゃないかと確信できたことかな。

夫:建築家と妻が女性同士で話が合ったっていうこともあるね。

妻:建物の話だけでなく、暮らしの話ができたってのも大きかったわね。

楽屋裏を見せない収納の
工夫が、いたるところに。
コンセントは
腰の高さに。
これも
バリアフリー
のひとつ。

どんなところにこだわりましたか?

夫:収納ですね。水嶋さんは階段下、屋根裏の収納からクローゼット、電気機器や配線を隠すための収納など、いたるところに収納スペースをつくってくれ、楽屋裏を見せないのですっきり暮らせますね。大きな引き出しにはすべてキャスターが付けてあって出し入れも楽々です。

妻:お気に入りの冷蔵庫に合わせてキッチンを造ってもらったり。着物と箪笥を置くためのスペースを確保してもらったり。着物にいいということで部屋の壁は桐材にしてくれました。

夫:それとコンセントの位置を高くしてもらいました。しゃがまなくても良いので膝に負担がありません。

お住まいになって、住み心地はいかがですか?

夫:風の流れが考えてあって、風通しがいいので夏の暑さを感じませんね。セルロース・ファイバーを家全体に施工してもらっている効果が大きいのかもしれません。壁はすべて珪藻土なので、水分を吸ったり吐いたりしてくれて、気候の変化を上手に調節してくれてるみたいです。

妻:床下には防虫・防臭効果のある竹炭を敷いています。去年5年目ということで替えていただきました。

夫:サンルームがとても暖かく、冬でも天気のいい日はほとんど暖房はつけません。

セルロース・ファイバー、
珪藻土、竹炭。自然素材を施工。

「こうしておけばよかったな」と思われている点は?

夫:ウッドデッキなんですが、和にこだわり過ぎて
杉とかヒノキとかやわらかい木を使ったので、雨に弱いことですね。
硬い木材を使っていたら耐久性も増したのでしょうが。

妻:こうしておけばよかった…。さあ何でしょう(笑)。この家は設計の方と間取り・収納・住宅設備・バリアフリーのどれについてもしっかり話し合い、私たちの希望を実現するアイデアをいただいてつくった家なので「こうしておけばよかった」というようなところはまったくないですね。

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