夫:それまで住んでいた賃貸マンションが手狭になってきたことが、
新築の理由ですね。広いスペースが欲しかったですし。幸いここの土地は実家の土地だったので、ではどんな家がいいかなと探し始めました。
夫:3社くらいと比較しました。展示場にも出かけました。
木造系も鉄骨系も見て回りました。その中の1社とは
見積をとったし、仮契約まで行きました。でもその先
になかなか進めなかったんです。工法は本当にこれで
いいのか?断熱材はグラスウールでいいのか?価格は
適切なのか?など、決断するには様々な不確定要素が
多すぎたんですね。それでインターネットであらゆる
情報を集め始めました。
夫:ホームページでめぐり会いました。水嶋さんから営業を受けたわけではなく、私の方から水嶋さんを訪問しました。断熱材にセルロース・ファイバーという自然素材を使い、床下から壁、天井まで家中をすっぽりくるむ水嶋さんの家づくりを知り、水嶋さんにお願いしようかと思いました。
妻:7~8ヵ所水嶋さんの手掛けられた家を見学させてもらて、柱一本一本にこだわって建てているな~という印象を受けました。完全自由設計もよかった。どんなメーカーの住宅設備を選んでもいいといわれて、ああそうなんだ、水嶋さんは自由なんだと。
夫:そこが工務店のいいところですね。ハウスメーカーでは、住宅設備は3つくらいの選択肢から選ぶのが当然のようにふつうでしたから。あと室内クロスやサイディングなども私の選んだ製品で施工してもらいました。
妻:建てている最中でもいろいろな提案をいただきました。それに大工さんがよかった。
夫:そうだったね。
夫:明るくて風通しがよいことと、LDKを広く。建築家の方とじっくりプランづくりしました。それから、信楽焼の手洗い容器かな。信楽まで買い付けにいきました。交通費がかりましたけど愛着が湧きます。白い陶器では愛着も何も湧きませんから。
妻:リビングにアップライトピアノが置きたいと設計をお願いしましたが、リビングが想像以上に広くてグランドピアノが違和感なく置けました。これはうれしい誤算でしたね。あとは収納かな。階段下、玄関にもう1部屋あるようなシューズイン・クローゼット、屋根裏収納、ウォークイン・クローゼット…。もう笑っちゃうほど収納スペースがあります。
夫:前が道路、後ろが電車の高架になっているんですが、静かです。セルロース・ファイバーの吸音性のおかげかな?アメリカでは空港の側の家はセルロースファイバーを施工しているそうですが、わが家もセルロース・ファイバーにして正解でした。
グランドピアノも置ける